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2009年度ELEC賞受賞者が決定しました
2月27日(土)午後2時より、当協議会(ELEC)が主催する「ELEC賞授与式」は大勢の見守るなか、公式に発表いたしました。2009年度ELEC賞の受賞はA部門(実践記録)のみで、B部門では残念ながら該当者がいませんでした。選考委員会では、論文の構成、理論、意義、関連性、視点、独創性という項目で審査されます。すべての項目において高く評価された論文が選ばれ、今後の英語教育の発展に寄与されます。
 
2009年度ELEC賞A部門 “Effects of Different Feedback on the Development of Writing Abilities among Japanese High School EFL Learners”   北海道函館中部高等学校 岩田哲 (北海道)
※ B部門は該当がありませんでした
フィードバックの違いが日本人高校生の自由作文力向上に与える影響についての実践記録で、先行研究、1年間にわたる実験的指導、データ収集、考察まで、きちんとした構成になっている。英語教師は、語彙・文法という正確性の観点からのフィードバックに重点を置いてしまうが、作文指導を減点主義ではなく、内容作文を基本としてよく研究されている。内容におけるフィードバックがむしろライティング力を伸ばすのではないかという発想は独創性があり、中学高校段階でこのような方向性を提示することは日本の英語教育にプラスに働くと思われる。
* 2009年度の受賞論文は、11月に刊行予定の『英語展望』118号に掲載されます。
* 過去の受賞論文リストはこちらでご覧いただけます。
* 2010年度のELEC賞論文募集はこちらを確認ください。
特別講演会

授与式の後は特別講演として、立教大学大学院の鳥飼玖美子教授をお招きしました。鳥飼先生は同時通訳の第一人者であり、現在NHK教育テレビの「ニュースで英会話」の講師・全体監修者としてもご活躍されています。
今とても注目している英語教育の話題として、「地球語としての英語」(English as a global language)についてお話し頂きました。
グローバル社会の中で日本人が英語を使って話す相手は必ずしも英米人だけとは限らない。世界数十億の非母語話者も英語を第二言語または外国語として自在に活用しているのである。日本人が学ぶべき英語はもはや国際共通語であり、「文化」的要素を絡めながら、日本の英語教育はどのようにとらえるべきなのか。鳥飼先生の軽快な口調とするどい視点はオーディエンスの皆さんもひきつけられながら聞き入っていました。この模様は11月に刊行される『英語展望』118号に掲載されます。

授与式・特別講演の後は教育関係者を囲んで懇親会が催され、出席者はじめ関係者も楽しく有意義な時間を過ごされました。是非、皆さんも来年度のELEC賞授賞式・特別講演会にいらしてみてはいかがでしょうか。(2011年2月26日土曜日開催予定)


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