授与式・特別講演の模様

2023年3月11日(土) 安田コミュニティープラザ(東京都千代田区)にて、第8回ELEC英語教育賞授与式・特別講演が開催されました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、受賞校関係者およびご来賓のみご来場いただき、その模様をYouTubeにてライブ配信いたしました。

2022年度ELEC英語教育賞授与式・特別講演の模様 

※2023年度の模様は近日お知らせいたします。

今年度も引き続きコロナ禍での授業となったため、学校現場においては、年間を通しての目標を掲げ、計画的に授業を行うことに困難もあったと思われます。そうした状況においてELEC英語教育賞へ全国よりご応募いただきました。選考委員による厳正なる審査の結果、東村山市立久米川東小学校が文部科学大臣賞を、宇都宮大学共同教育学部附属小学校がELEC理事長賞を受賞されました。授与にあたっては、文部科学省初等中等教育局教育課程課外国語教育推進室の浅原寛子室長より祝辞を、吉田研作選考委員長より受賞校の授業取組の講評をいただきました。また、受賞校代表者として東村山市立久米川東小学校の杉山將敏教諭、宇都宮大学共同教育学部附属小学校の湯澤康介教諭より、実践の取組についてスピーチがありました。

東村山市立久米川東小学校

「いきいきとコミュニケーションを図り、課題を解決しようとする児童の育成 
~CLILを通して世界とつながる力を育てる教育課程の開発~」

宇都宮大学共同教育学部附属小学校

「小学校外国語教育におけるSDGsを関連させた単元開発とその実践 
―教科書教材にCLILの考え方を取り入れて」

理事長挨拶

一般財団法人英語教育協議会を代表して、2022年度のELEC英語教育賞授与式・特別講演の開催にあたり、皆様にご挨拶を申し上げました。

(赤阪 清隆 理事長の挨拶はこちらでご覧いただけます。)

受賞校講評

ELEC英語教育賞の選考会議において、2022年度の文部科学大臣賞およびELEC理事長賞の選考の経緯、受賞校の実践でどのような点が評価されたのか、具体的な活動について講評をいただきました。

(吉田 研作 選考委員長の講評はこちらでご覧いただけます。)

受賞校代表者のコメント(文部科学大臣賞)

各教科を英語で学ぶ「Hard CLIL」ではなく、児童に学ばせたい内容を学校の実態に合わせて教師側が選定し、これまで学習した内容を生かして英語を指導する「Soft CLIL」こそが、小学校英語に適しているという考え方に基づいた同校の実践をお話いただきました。CLILを通して世界につながる力を育てるため、SDGsに関連づけて展開してこられた4年間の取組みをご紹介いただきました。

(杉山 將敏 教諭のコメントはこちらでご覧いただけます。)

受賞校代表者のコメント(ELEC理事長賞)

同校では附属の幼・小・中学校にて12年間を通じた連携研究が行われ、小学校で取り組む3つの方策についてご説明いただきました。世界で話される英語を学ぶのであれば、世界がかかえる社会的問題をいっしょに考えることが「地球市民」への第一歩になるとの考えからSDGsに関連させ、今回受賞となった「マレーシアのごみ問題について自分たちができることを考えよう」という授業の実践について話していただきました。

(湯澤 康介 教諭のコメントはこちらでご覧いただけます。)

祝辞

ELEC英語教育賞の授与にあたり、文部科学省のお立場から大変貴重なコメントをいただきました。

(浅原 寛子 室長の祝辞はこちらでご覧いただけます。)

特別講演

講演テーマ「新しい時代における英語教育の展望
~英語学習を通して育む21世紀型スキル~」

(服部 孝彦 氏の特別講演はこちらでご覧いただけます。)