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高校生からの取材を受けて――スピーキング力と英語教育を語る

当ELEC英語教育研究所では、中高生の探究活動の一つとして、英語教育に関する取材やインタビューを受ける機会があります。先日も高校生の生徒さんから、「スピーキング力をどう伸ばすか」「日本人が英語を好きになるには?」「小学生に英語を教えるときのポイントは?」といった質問をいただきました。

その生徒さんは、人と話すのが大好きで「英語を話したい!」という気持ちがとても強い方。でも一方で、スピーキングには苦手意識があるとおっしゃっていました。今後、留学やボランティアで小学校での英語指導も経験されるそうで、その準備の一環として取材をしてくださったそうです。

私たちからはこんなお話をしました。
・スピーキングは「きれいに話すこと」よりも「相手に伝わること」を大事にすること。
・言えなくて悔しい経験も「次はこうしてみよう」という前進のきっかけになること。
・日本では英語は必須ではないけれど、「話したくなる雰囲気づくり」で学びがぐっと楽しくなること。
・小学生に教えるときは、文法ではなく音や動きに親しむことから。まずは「楽しい!」と感じてもらうこと。

短い時間でしたが、英語を一生懸命学んでいる姿を応援できるのは、私たちにとっても大きな喜びでした。こうした機会を通じて、少しでも生徒さんの挑戦を後押しできたら幸いです。これからも積極的に取材に応じていきたいと思います。